劣悪な日本語入力Anthyを倒すためにーUbuntu10.04編
こんにちは。
家に落ち着いて一日が経ちました。
普通の生活いいよね(笑)
さて今回はGoogle日本語入力のLinux/Mac版であるMozcのご紹介です。
このMozcとUbuntuデフォルトのAnthyを比べたとき、Mozcには三つの有利な点が挙げられます。それは、
まず最新というのは、いまやインターネットを席巻するGoogleの作品なのでとにかくネット用語や顔文字など新しい物がたくさん取り入れてあります。これはWindowsのGoogle日本語入力とMozcだけの特権であり、デジタルネイティブには欠かせません。
次に豊富というのはその単語数です。その豊富な単語数の上で予測変換機能があり、タイプ時間はぐっと短くなります。これにより快適な日本語入力が楽しめます。
最後に自由。これは辞書機能により単語を追加できるということです。これにより自分にあったスタイルで、スピーディーに楽しくタイプすることができるでしょう。 以上総じて、Mozcはいいと言えます。必要悪Anthyを使い続ける人はもちろんのこと、ATOKなどを使っている人も便利なので試してみてください。
以下のページを参考にしました。
Ubuntuフォーラム
公式Wiki
この他当ブログにリンクを載せている独学Linuxも参考にしたのですがフォーラムにリンクが貼りつけてある上、すこし情報が古くなってしまっているので省略します。 ではやってみましょう。
おそらくcode1及びcode2どちらも必要でしょうがもしかしたらcode1は不要かもしれません。
code1
すべて終えたら最後に次を入力し再起動します。
以上お疲れ様でした。
これにより、半角/全角で日本語入力に切り替えるとMozcがつかえるようになります。
最適な日本語入力環境をお楽しみください。
家に落ち着いて一日が経ちました。
普通の生活いいよね(笑)
さて今回はGoogle日本語入力のLinux/Mac版であるMozcのご紹介です。
このMozcとUbuntuデフォルトのAnthyを比べたとき、Mozcには三つの有利な点が挙げられます。それは、
- 最新
- 豊富
- 自由
なにがいい?
なにがいい?と聞かれれば冒頭の三個をやはり挙げます。まず最新というのは、いまやインターネットを席巻するGoogleの作品なのでとにかくネット用語や顔文字など新しい物がたくさん取り入れてあります。これはWindowsのGoogle日本語入力とMozcだけの特権であり、デジタルネイティブには欠かせません。
次に豊富というのはその単語数です。その豊富な単語数の上で予測変換機能があり、タイプ時間はぐっと短くなります。これにより快適な日本語入力が楽しめます。
最後に自由。これは辞書機能により単語を追加できるということです。これにより自分にあったスタイルで、スピーディーに楽しくタイプすることができるでしょう。 以上総じて、Mozcはいいと言えます。必要悪Anthyを使い続ける人はもちろんのこと、ATOKなどを使っている人も便利なので試してみてください。
インストールするには?
猛烈にアピールしたところでインストール方法です。以下のページを参考にしました。
Ubuntuフォーラム
公式Wiki
この他当ブログにリンクを載せている独学Linuxも参考にしたのですがフォーラムにリンクが貼りつけてある上、すこし情報が古くなってしまっているので省略します。 ではやってみましょう。
1.環境の用意
まず環境セットアップとしてコマンドラインを開き以下を実行します。~$ sudo apt-get install g++ python libibus-dev libcurl4-openssl-dev libssl-dev zlib1g-dev libdbus-1-dev libglib2.0-dev libprotobuf-dev protobuf-compiler libgtest-dev subversion devscripts debhelper libqt4-dev scim libscim-devこれにより環境がセットアップできます。
2.gclientの用意
code取得のため、gclientというのをインストールします。方法は以下のコマンドを入力します。~$ cd ~/これによりgclientが準備できました。
~$ svn co http://src.chromium.org/svn/trunk/tools/depot_tools
~$ export PATH=`pwd`/depot_tools:"$PATH"
3.codeの取得
コードを取得します。以下を実行。~$ mkdir -p ~/src/mozc以上で~/src/mozc/srcにソースコードがダウンロードされています。
~$ cd ~/src/mozc
~$ gclient config http://mozc.googlecode.com/svn/trunk/src
~$ gclient sync
4.BuildからSetUpまで
ここがバージョンにより差異があり、また英語サイトを参考にしたために不明確なところが多いところです。おそらくcode1及びcode2どちらも必要でしょうがもしかしたらcode1は不要かもしれません。
code1
~$ cd ~/src/mozc/srccode2
~$ python build_mozc.py gyp
~$ python build_mozc.py build_tools -c Release
~$ python build_mozc.py build -c Release unix/ibus/ibus.gyp:ibus_mozc unix/scim/scim.gyp:scim_mozc unix/scim/scim.gyp:scim_mozc_setup unix/emacs/emacs.gyp:mozc_emacs_helper server/server.gyp:mozc_server gui/gui.gyp:mozc_tool
~$ python build_mozc.py clean
~$ sudo apt-get install gypdebuildで途中質問されるかもしれませんが、そこはyと入力してEnterしていただければ大丈夫です。
~$ cd ~/src/mozc
~$ svn co http://mozc.googlecode.com/svn/trunk/src
~$ cd src
~$ debuild -b -uc -us
~$ sudo dpkg -i ../*.deb
すべて終えたら最後に次を入力し再起動します。
~$ im-switch -cおそらく上を実行すると数字により選択する画面というのが現れると思います。これはibusの数字を入力し、Enterしてください。
5.LAST
最後に再起動したらシステム->設定->iBusの設定でインプットメソッドタブを開きインプットメソッドの選択のドロップダウンメニューからMozcを選択、追加ボタンをおして追加し優先順位を最高まで上げます。以上お疲れ様でした。
これにより、半角/全角で日本語入力に切り替えるとMozcがつかえるようになります。
最適な日本語入力環境をお楽しみください。