夢追い人

"It takes a dreamer to make a dream come true."―Vincent Willem van Gogh

Java入門#2

ゆっくり時間をかけてかくぜよ(笑)


・・・そういえば、小惑星イトカワ無人探査した「はやぶさ」の本で“(笑い)”というワードが使われていた。

どう考えても、インクの無駄だよねw


2-2.文法
最初に言うのもなんですが、ここからしばらくは“辛抱”のお時間です。
とにかく頑張って覚えていきましょう。
では、まず最初はコメントです。とりあえず、使い方だけかいてればいいよね(?)↓

// ここはコメントです。
System.out.println("ここはコメントではありません。") /* これもコメントです。*/
/*
* こうすることによって
* 複数行にまたいだコメントが可能です。
*/

/**
* こうすると、javadocコマンドでこのコメントを抜き出すことが出来ます
*/

・・・はい。というわけで、次にいきましょう。下の単語は、変数名やメソッド名として指定できないキーワードを羅列したものです。まぁ、覚えても覚えてなくても多分分かります(^^;)

abstract, boolean, break, byte, case, catch, char, class, const, continue, default, do, double, else, extends, final, finally, float, for, goto, if, implements, import, instanceof, int, interface, long, native, new, package, private, protected, public, return, short, static, strictfp, super, switch, synchronized, this, throw, throws, transient, try, void, volatile, while


Javaでは数値や文字列などの値をリテラルと言います。これについては、他の解説で色々出てくると思うので、ここではリテラルという用語だけ覚えて頂ければ大丈夫です。
次は、変数などの型(プリミティブ型)についてです。これは覚えるしかないので表にまとめてみましょう。

種別型名説明
論理値boolean真偽値。trueまたはfalse。
文字char2バイトのUNICODE文字。'\u0000'~'\uffff'まで。
整数byte1バイトの符号付整数。-128~127まで。
short2バイトの符号付整数。-32768~32767まで。
int4バイトの符号付整数。-2147483648~2147483647まで。
long8バイトの符号付整数。約-922京~約922京まで。
浮動少数float4バイトの浮動小数点数
double8バイトの浮動小数点数
以下、使い方の注意点を軽く。

◆charについて
charの定義では必ずシングルクウォート(')で文字を囲うこと。
◆floatについて
floatの定義の際は数値の後ろにFをつけること。
浮動小数点数補足
float f1 = Float.NaN;                  // 非数(Not a Number)
float f2 = Float.POSITIVE_INFINITY; // 正の無限大
float f3 = Float.NEGATIVE_INFINITY; // 負の無限大
double d1 = Double.NaN; // 非数(Not a Number)
double d2 = Double.POSITIVE_INFINITY; // 正の無限大
double d3 = Double.NEGATIVE_INFINITY; // 負の無限大
上のものは特別な値で、浮動小数点数でのみ使えます。

プリミティブ型以外にも型はあります。それはメソッドの定義などでつかう、値を返さない型です。
これはvoidと表記されます。簡単に言えば、メソッドを呼び出したときvoidで定義しているとそのメソッドからは値が帰ってこない・・・つまりは、そのメソッドで得られた結果を他の変数などに代入したりして利用すること・・・が出来ないと言う事です。(多分(汗))

では演算子です。他の言語(CとかC++とか)と大半が同じです。
ここで紹介するにはちょっと多すぎるので(汗 詳しくは下のサイトをご覧下さい。(HTML版ではしっかり解説をしようと思っています。)

とほほのJava入門:演算子

演算子の説明についてははしょってしまいましたので、キャストについてはしっかり解説しておこうと思います。
次の例を見てください。次の例のうち、short→byteの代入のところではコンパイルエラーが出ます。

short shortValue = 122;
int intValue = shortValue;
byte byteValue = shortValue;

これはshortのもてる数の範囲よりも、byteのもてる数の範囲が狭いためにコンパイラがオーバーフローの可能性を無くそうとするために起こります。それではどうすればコンパイルエラーをなくせるか?
それには明示的に型を変換してあげる(これをキャストという。)ことが必要になります。たとえば上の式をキャストするには次のように書きます。

byte byteValue = (byte)shortValue;

では実例も見てみましょう。次のソースコードは参考サイトから引っ張ってきたものですが、ArrayListのget()メソッドでえたObjectクラスの値をStringクラスにキャストして参照しているコードです・・・だそうです(汗)

import java.util.*;

class CastTest {
public static void main(String[] args) {
ArrayList list = new ArrayList();
list.add(new String("AAA"));
list.add(new String("BBB"));
list.add(new String("CCC"));
for (int i = 0; i < list.size(); i++) {
String s = (String)list.get(i);
System.out.println(s);
}
}
}


ということで今日はコレまでです。次回は恐らく制御構文の話をします。できたら修飾子についても。 そして、途中でも言いましたがこの入門記事はしばらくしたらHTML版を公開します! 
今よりもっと見やすい記事、(そしてその時はある程度身についていると思うので)豊富なサンプルコードをつけていこうと思うので、よろしくお願いします。 




この企画の過去記事のリンクも張っているので是非見てください!
[参考URL]


今回は・・・
(オプション:border="1" bordercolor="#FFFFFF" cellspacing="0")
を使いました。またにはalign="center"を指定しています。
今日はこんなところでおさらばですノシ