夢追い人

"It takes a dreamer to make a dream come true."―Vincent Willem van Gogh

とある電子マネーのご臨終

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みなさんはPASMOに障害再発行なるものがあることを知っているだろうか?
もしかしたら普通に自分の損失で故障させてしまったPASMOをこれで再発行した人もいるかもしれないが…

今日はそんなPASMOに関する今日あった出来事を話そうと思う。

すべてのはじまり

すべてのはじまりはそう、思えば9月末からはじまっていたのだ。
ある日PASMOをタッチすると反応しなかったので、押し付けたのだ。

「ピピピピピッ」

と多重反応し、エラー。もう一度タッチするというなんとも二度手間なことが起こっていた。

まぁこれだけならミスタッチとしてよくある事例だ。だがしかし、この先が異常だった。

それからというもの毎日のようにこの状況に出会っていたのだ。
正直勘弁してほしかった。とりあえず定期を更新するときになおるだろうと楽観的にみてはいたが、その時はやってきた。

突然の死

それは突然のことだった。

今日は朝も同じ状況にあったのでタッチするときには定期入れから出すという戦法をとっていた。
帰り道、僕はいつもどおり学校から駅に入り、北千住の千代田線改札から出た。学校の最寄り駅から入ると一回でる乗り換えルートのほうが近かったからだ。もちろんPASMOは生身。やっていた携帯ゲームをやめて、スカイツリーラインの改札を入ろうとタッチする。すると…

「……」

そう、反応がない。試しに他の改札機にうつってみる。

「……」

やはりない。
たまりかねて駅員さんを読んで確かめてもらった。

「……」

駅員さんの機械でもやはり反応はない。僕はなかば気付いていた。これは壊れた、と。

「うちの機械がおかしいってことはないと思うんですけど、一応ここそのまま通って降りる駅でまた確認してみてください。」

そして発行される障害再発行手続き

最寄り駅についた。試しに普通の改札機でやってみる。もしなおっていればここでエラーが出るはずだ。

「……」

出ない。反応なし。結局そのままPASMOはお亡くなりになった。
駅員さんにいうと障害再発行手続きというものをしてくれた。電車の中で調べていて、半ば覚悟していたけどやはり1日かかるらしい…………

こうして僕とこのPASMOPASMO誕生の年から歩んできた道は終わりを迎えたのであった。

まとめ

はい。なんか無い文才で物語風にまとめてみました。
ノンフィクションです。

皆さん、いつもどおりタッチしているのに反応しにくいなと思い始めたら気をつけましょう。
それがあなたの電子マネーの死の予兆かもしれません……