夢追い人

"It takes a dreamer to make a dream come true."―Vincent Willem van Gogh

リッチマン、プアウーマンスペシャル

さっき録画してたの見てました。

ストーリーは感動したことはしたけど、そんな感想もうネット上には山のように上がっていると思うので、僕は作中でえがかれていた会社像やらプログラムやらについて感想を書いていこうかなと…

ドラマの中で広がる新しい世界

連ドラから引き続き『パーソナルファイル』という架空のシステムを巻き込みながらの恋愛ドラマということでしたが、連ドラよりさらにこの作品は進化していました……というか実際には作られていないのでアイデアが、ですね。

まず新プロジェクト「oshi-ire。」自分のパーソナルなデータの全てを、戸籍とかという公式文書と一緒に管理できるというアイデアですね。確かに連ドラ時代の『パーソナルファイル』で見れたのは戸籍、病院の診断履歴、などなど堅苦しく、普段(特に子供なんかには)そこまで実生活に馴染みのないものでしたので、現実に出来たとしても画期的なんだろうか?という疑惑は残っていたと思います。
ですが、この新プロジェクトによってようするに自分の全てが一箇所にまとまることになりますから、これほど画期的なアイデアは無いと思います。
もちろんこの「oshi-ire」だけを外に取り出したようなものは既に世の中に山のようにありますが、それが連ドラ時代に描かれていた作品と一緒になるとなると、夢は膨らむ気がしました。

あとオープンソース化、これがドラマで描かれるというのもいいことですよね。ドラマ内でオープンソース化に踏み切るのはベンチャーではなくあくまで大企業という設定、これを見てもっとオープンソースというものへの業界の人達の敷居が下がってくれたら(ってそんな話普通ありえないけど)いいなと思いました。

あと作中では他に同時通訳機が出て来ました。


あれこそ両面画面携帯の正しい活用の仕方なんだなとか思っちゃいましたけど……
そういえば先日、Appleが両面画面iPhoneの特許を申請(or取得?)したそうなんで、そう遠くない未来だなとも思えました。

会社像

作中でNext Innovationは少し迷走します。

大企業になりすぎた結果、ベンチャー企業特有のどんな条件でもみんなで最高のものを作りたいという理想が共有されなくなり、日向はそれを思い知らされます。


しかし、作中で日向はこう言いました。
「労働条件について強くは言えない。けれどもこの会社はどんな犠牲を払ってもものを作りたい、それで世界を幸せにしたい人達の集まりだ。」
と。実際の会社事情なんて僕には分かることはないけど、この発想を持ち続けられる会社こそ、今の世の中で活躍している企業なんだと思います。
実際これがないとおもわれる企業は市場ではうまく立ちまわってるかもしれないけど華がない。

大企業特有のつまらなさですよね。


一層、将来はこういうNext Innovationみたいな会社に入りたいと思いました。

まとめ

総じてとても良かったです。
というか画面の切り替わりとかの演出とかなんかそういうところに「かっけー」とか言ってる自分がいたり…w
先にも言ったとおり、ものをつくるクリエイターっていう将来の夢はぶれないように、どんなね、これから圧力があっても、していこうと思っています。


あぁ……あんまゆったり書いてちゃダメな立場だった。
それでは~